ココハナ~vol.68 フィンランド陶芸 &マリメッコ・スピリッツ展

皆さまこんにちは。スタッフの吉村です。
 
週末にかけての台風はびっくりカーテンがある大阪では電車が若干遅れる程度でしたが、大丈夫でしたでしょうか。
 
各地に大きな被害が出ている状況を見聞きする度、どんなに備えても自然には敵わないことがあると痛感します。
 
被害に遭われた方々には一日も早く元の生活に戻られますよう願っております。
 
 
今回のココハナは、地下鉄の広告で気になっていた日本フィンランド外交関係樹立100周年記念特別展「フィンランド陶芸 芸術家たちのユートピア―コレクション・カッコネン」と
 
同時開催の特別展「マリメッコ・スピリッツ フィンランド・ミーツ・ジャパン」に出かけたお話しです。
 
 

 

 
 
入り口の扉が開くとマリメッコがお出迎えです。
 
入場券を購入し展示がある2階へ。
 
 

 

 
 
〈ARABIA アラビア〉
 
1873年ヘルシンキ郊外のアラビア地区に創業した北欧を代表するフィンランドの陶磁器ブランドです。
 
もとはスウェーデンのロールストランド製陶所の子会社として設立され、当初はスウェーデンのデザインを踏襲した陶器を製造していたそうです。
 
その中でもパラティッシシリーズは果物や草花を大胆に描き食卓を豊かに彩ってくれる食器で、日本でも大人気でお持ちの方も多いかと思います。
 
ちなみにパラティッシとは楽園(パラダイス)という意味で、名前の通り幸せに満ちたデザイン性が感じられますね。
 
 

 
仔熊ほどのサイズでめちゃくちゃ可愛いかったです。
 
 

 

 

 
いづれも1950年代に製造された銅板やプレートで、銅板の表面にはステンドガラスのような加工が施されていました。造り手の想いが伝わってくるような温かな気持ちになる作品です。
 
 

 

 

 
 
〈マリメッコ〉
 
1951年に設立されたフィンランドの
 
アパレル企業で、ウニッコ柄のカバンを使っている方をよく見かけますよね。
 
大胆なデザインと色使いに特徴があり女性に大人気なマリメッコです。
 
デザインのモチーフやテキスタイルが出来上がるまでのラフデッサン画や製作過程、テキスタイルが紹介されていて、マリメッコのデザインが生まれる過程にワクワクしました。
 
時代に流されない力強いデザインの数々に圧倒されつつ奥へ。
 
 

 
 
日本での展示にあたり製作された新作「キルシカンクッカサデ
 
(桜の花の雨)」
 
賑やかな東京の街並みを題材にしているそうです。題名から、冬の寒さがまだ少し残った3月下旬、咲き始めた桜が雨に濡れた中、本格的な開花を心待ちにしている人達が行き交う東京をモチーフにした情景が浮かびますね。
 
 

 
マリメッコ茶室
 
 
以前から和のテイストにも合うと思っていましたが、違和感なく馴染んでました。日本で北欧デザインの人気が高いのは、デザインの良さ以外に、どことなく「和」を感じるところもあり受け入れやすいからではと感じました。
 
 
 
長年愛され育まれてきたアラビア食器やマリメッコ。
 
これからも私達を魅了するデザインで変わらず愛されていくことでしょう。
 
 
びっくりカーテンでは、本格的な北欧テキスタイルから、お手軽な北欧デザインまで幅広くご紹介しています。
 
お気に入りの商品を見つけてくださいね!(´∀`)
 
 
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次回のスタッフブログもお楽しみに!それではまた!