東京・吉祥寺店 スタッフ日記 VOL.99 ひな祭りとファブリックのお話

モイモイ

お久しぶりです 。
びっくりカーテンcloset吉祥寺店の大釜です。

今日は3月3日楽しいひな祭りですね!
私には姉がいるので、小さい頃は毎年お雛様を飾っていたのですが、
周りに飾っている駕篭や、人力車のような御所車を解体して怒られた記憶があります…(笑)

ひな祭りといえばお雛様!
色鮮やかに着飾った「十二単」の姿は凛としてかっこいいですよね!
実は十二単って、着物を12枚重ねて着ている訳ではないって知っていましたか?
枚数には特に厳密な決まりがなく、沢山重ねていることを表現するのに
「十二単」という表現をしているみたいです。

使われている絹の生地は、色の発色が良く保温性にも優れているので、
沢山重ねて着ていると、大分温かかったんじゃないかなと思います。
絹は日光を浴びると変色しやすいので、残念ながらあまりカーテンには使われていませんが、
今日はちょっとだけ、生地(ファブリック)についてお話をさせて頂きますね!

●「カーテンって何から選べばいいの?」という疑問を持っている方、
機能や見た目も大事ですが、素材で選んでみてはいかがでしょうか?

カーテンの生地は大きく分けると、<化学繊維>と<天然素材>に分かれていて、
それぞれにメリットとデメリットがあります。

<化学繊維>
ポリエステルなどの石油を原料とした繊維や、レーヨンなどの再生繊維を使用した繊維などがあります。
特にポリエステルは加工もしやすく、比較的低コストで作れる繊維なので、
カーテンの生地では大半をポリエステルが占めています。
丈夫で張り感が強い一方で、静電気が発生しやすいのが気になるポイントです。

デザイン的にも機能的にも何しろ種類が多いので、迷ったらポリエステルをおすすめします!

<天然素材>
綿や麻、ウールや絹など、植物や動物から採取した素材で作られた繊維です。
化学繊維と比べて素材の独特な風合いが強く、生地自体のさわり心地などで選んでいただく事も多いです。
お洗濯で伸縮するというデメリットもありますが、静電気が起きにくくほこりが付きにくかったり、
ウイルスを分解してくれるものもあるので、嬉しいポイントです!

私が好きな北欧デザインには、天然素材を使ったカーテンも多いので、
カーテンで北欧気分を出したいなという方はチェックしてみてください!

繊維だけじゃなく織り方や、糸の細さなどでもカーテンの印象はガラッと変わるのですが、
そのお話はまたいつか機会があればということで、そろそろお別れの時間が近づいてきました。

また次回の投稿でお会いしましょう。

吉祥寺店スタッフの大釜でした。
モイモイ!