皆さんこんにちは。インテリアコーディネーター&窓装飾プランナーのあまんだ・ら・かまんだらです。
お引越しシーズン到来!進学・就職・転勤など、新生活が始まる春。
新生活のためのインテリアを検討中の方も多いのではないでしょうか?
当店も一年で一番忙しい季節がやってきました。
窓装飾というと当店ではお店の名前の通り、カーテンのご注文が大多数ですが、近年はロールスクリーンやブラインドなどメカものを選ばれるお客様が年々増えてきています。
(ちなみに「メカもの」とはカーテン以外の窓装飾アイテムの中で“機械的な部分”、“動く仕組み=メカ”があるもののこと。当店のスタッフの間でも日頃飛び交っているワードです。)
それらメカものの基本的な取付方法は「ビスどめ」。
下地のある場所に木ネジ(ビス)でしっかりと取り付けるので、壁や窓枠に穴が開いてしまいます。
特に賃貸にお住まい場合は、穴あけがネックとなって取付を諦められる方は少なくありませんでした。
そこでよくお選びいただくのが、メカものを“穴あけ不要”で取り付けられる「カーテンレール取付」と「つっぱり式」です。

アルミブラインドやシングルタイプのロールスクリーン・プリーツスクリーン等は、以前よりカーテンレール取付に対応していましたし、突っ張り式の商品も多数ありました。
しかし、ついに近年人気のバーチカルブラインドやウッドブラインドにも「カーテンレール取付け」に対応する商品が登場!
手軽に取付けできるメカものの選択肢が大幅に増えました。
そこで、気になる穴あけ不要の2つの取付方法、「カーテンレール取付」と「つっぱり式」について、実際のところどうなの?かを徹底比較。
インテリアコーディネーターで当店のメカもの担当が、メカもの愛ゆえにメリット・デメリットも忖度なくご紹介します!
目次
基本的な取付方法
一般的にメカものの取付方法は「正面付け」「天井付け」が基本で、これに「カーテンレール取付け」や「つっぱり式」などが加わります。
しかし、「カーテンレール取付」はカーテンレールを使っての「正面付」、「つっぱり式」は窓枠内にテンションをかけて「天井付」ともいえるので、使い勝手や特徴は基本的には「正面付け」「天井付け」とほぼ同じです。
また、いずれの取付方法にも共通するのは、しっかり取り付けることが重要。
メカものは開閉時の負荷に加え、メカ部分の重量があるため一層の注意が必要ですが、いずれもポイントを押さえれば、取付自体は難しくありません。
特に「カーテンレール取付け」はレールが設置済みなら超簡単。おすすめです!
人気のタテ型ブラインドも専用金具を使えば「レール取付け」が可能!
近年、大人気のタテ型ブラインドも、専用の取付補助金具を使用することで「カーテンレール取付け」が可能に!
縦のラインが天井を高く見せてくれるので、スタイリッシュなお部屋作りにおすすめです。
対応可能な商品は「TOSOコラボのバーチカルブラインド」シリーズと「バーチカルブラインド<森のうたNeo>」シリーズ。それぞれに適したカーテンレール取付専用金具をご用意しています。
また取付けできるカーテンレールは「C型または角型の機能性レール」となります。賃貸マンションであれば、一般的な機能性レールが予め設置されていることが多いので、ぜひバーチカルブラインドもご検討ください。
「カーテンレール取付け」が気になる方は、ご自宅のカーテンレールもチェックしてみてくださいね。
「カーテンレール取付」と「つっぱり式」それぞれの特徴
「カーテンレール取付」と「つっぱり式」、それぞれにメリット・デメリットがあり、特徴も異なります。
項目別にポイントを簡単にまとめましたので、商品選びの参考にしてください。
光漏れ
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光漏れが少ない
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両サイドや上下の隙間から光漏れがある
通常、メカ製品の幅サイズは、窓枠より少しだけ小さく(マイナス1cm程度)作製します。
そのため、窓枠内に取り付ける「つっぱり式」の場合は、窓枠と製品本体との上下・左右の隙間から光漏れが生じてしまいます。
さらに、ロールスクリーンの場合はメカ部分の幅とスクリーンの生地幅にも差があるためさらに光漏れの量が多くなります。
特に完全遮光や一級遮光の生地は「つっぱり式」では光漏れのため完全な遮光にはなりません。
遮光生地で、穴あけ不要な取付方法をご希望の場合は、大きめに窓を覆う「カーテンレール取付け」がおすすめです。
プライバシー
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外から室内は見えにくい
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わずかながら隙間から見える
上の“光漏れ”の項目でも述べた通り、商品の特性上「つっぱり式」の場合は、両脇や上下に隙間ができるため、外からはちらっと室内が見えたり、夜間は灯りが漏れてしまいます。
プライバシーが気になる方で穴あけ不要をご希望の場合は、大きめに窓を覆う「カーテンレール取付け」がおすすめです。
見た目の印象
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窓が大きく見える。
(メカ部分の)存在感や圧迫感がある。
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窓枠内に収まるのでスッキリした印象
カーテンレール取付家の場合、窓装飾アイテムのメカ部分が室内側に出っ張った状態になるため、その存在が目立ってしまいます。
その場合は、メカ部分の色を壁紙や建具などと合わせるのがおすすめ。
商品によっては、ホワイトやブラック、グレーなど単色のほかに、木目調の部品色もお選びいただけます。
メカものの部品色もインテリアの一部としてコーディネートをお楽しみください。
採寸

大きめの場合、多少の誤差はOK。
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厳密な採寸が必要。
どちらかといえば「カーテンレール取付け」より「つっぱり式」の方が採寸は難しいかもしれません。
「カーテンレール取付け」の場合は、窓を覆うため大きい分には大丈夫。
ただし、エアコンや家具など周りの干渉物に注意してください。
「つっぱり式」の場合は、サイズが大きいと枠内に入りません。
逆にサイズが小さいと、しっかり突っ張ることができず落下の恐れも。
採寸は仕上がりを左右する大事なポイントなので慎重に測ってくださいね。
ご購入後は、製品高さ(丈)の調整は多少であれば可能ですが、メカ部分の幅サイズ変更はできません。
特に幅サイズはお間違えないようご注意ください。
お手入れ
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上部にホコリがたまりやすい
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ホコリはたまりにくいが、
窓に近いので日射しや結露の影響を受けやすい

「カーテンレール取付」の場合であっても、上の画像の様に、カーテンレールボックス内に設置できる場合はホコリの心配は殆どありません。
「つっぱり式」の場合は、取付位置が窓に近いので窓からの影響を強く受けてしまいます。
しかし、生地やスラットに、UVカットや遮熱、防水、防カビなど機能付きのものを選ぶことで対策も可能です。用途に合わせてご検討ください。
コスパ
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どちらも、商品や仕様によって異なる
標準的な取付け方法の場合は、一般的には「正面付け」より「枠内天井付け」の方がサイズが小さい分安くなります。
しかし「カーテンレール取付」と「つっぱり式」の場合は、商品によってどちらがお得とは言い切れません。
商品によって異なりますし、取付に対応していない商品もあります。
同一商品にご希望の取付方法がない場合は、類似商品の中から、機能やカラーなどの条件で比較されると選択肢を絞りやすいでしょう。
商品選びにお悩みの場合は、お気軽にお電話やメールでお問い合わせください。
また、一部商品を除き、無料の生地サンプルをご用意しています。ぜひ、ご利用ください。
「つっぱり式」や「カーテンレール取付」が可能な商品をご紹介
まとめ
以上、穴あけ不要な取付方法として代表的な「カーテンレール取付け」と「つっぱり式」についてご紹介しました。
そろそろまとめに入ろうかな….と思うところで、つい先日、補助部品を使う新しい取付方法が登場しました。
設置条件はありますが、賃貸住宅にお住いの方には超おすすめなので最後にこちらもご紹介します。
穴をあけずに簡単取付け!「グリップブラケット」
「グリップブラケット」は取付用の補助部品で、窓枠や扉の枠など木製の枠に取付できます。
壁に穴を開けずに済むのはうれしいポイントですね。
こちらは、当店オリジナルロールスクリーンの「森のうた」、アルミブラインド「フォーシーズン」、ウッドブラインド「モクホーム ポール式」に対応している専用オプション部品です。(特定商品の専用部品のため、指定外の製品へのご使用は保証外となります。)
基本的にブラケット形状が異なるメカものには使用できせん。
しかし、ここだけの話、ブラケット1個当たり、ビス一つでとめる製品であればほとんど対応できる可能性が高いので、ぜひお手持ちの製品のブラケットや設置状況をご確認ください。

その他ご注意点については下記に述べていますが、その中で一つ、事前にご了承していただきたいのが「ピンの穴」。
木枠にしっかりと取り付けるためグリップの挟むところには「ピン」があります。そのため、ほんの数ミリですが枠の天井部分に、枠をくわえた跡の穴が2つあきます。
特に賃貸住宅の場合、多くの賃貸契約では退去時に原状回復が求められるため気になるところですよね。
生活する中では目立たないのですが、ご注文の際は「ピンの穴」が残ることをご了承ください。


木枠に取付けることができる<グリップブラケット>





