大阪本町スタッフ日記VOL.74 芸術と本から『大阪』に触れる。

こんにちは。
びっくりカーテンcloset大阪本町店の横山です。

段々と秋の気配がしてきましたね。
それでもまだ暑さにやられる日もあったりで、
長袖シャツにサンダルというどっちつかずな格好でブログを書いております。

秋といえば、芸術の秋や読書の秋。
昨年も読書の秋についてブログを書いていたのですが、1年経ってもやっぱり秋と言えば読書の秋が特にしっく
りくる気がします。

今日は最近触れた「大阪!」なものをご紹介したいと思います。

《西加奈子さんの本》

以前からちょこちょこ読んでいた西加奈子さんの本。
イランのテヘラン生まれ、小学生の頃はエジプトのカイロで過ごし、帰国後は大阪で育った西さん。

西さんの小説に出てくる人達は、
地元が広島の私から見るとそれはもう完璧な「The大阪人!」という人ばかり。

体全体からエネルギーに溢れていて、言い方がちょっと乱暴でもそれをカバー出来るような親しみやすさがあっ
たり、大阪にはそんな陽気であったかい人が多い気がします。

図書館で借りてつい最近読み終えた「さくら」は2020年に映画化されていて、
北村匠海さん・小松菜奈さん・吉沢亮さんが出演されてます。

さくらという名前の犬が出てくるのですが、
本を読む前は「犬のお話なんだろうな〜」くらいしか前知識が無かったので
読み進めていくと、さくらを取り巻く家族のその人柄や出来事の“ 濃さ”に驚き、どんどん引き込まれていきま
した。

誰から見ても幸せな家族の姿や
それが崩れていく様子。
中身や見た目が人と違うという事だけで周りから白い目で見られる生き辛さ。

かなり絶望的な事が起こるのですが、
作中で飛び交う関西弁のおかげで悲壮感に溢れることなく
「辛い」と「明るい」が混ぜこぜになったような不思議な感覚がしました。

西加奈子さんはエッセイもめちゃくちゃ面白いので是非読んでみてください〜!

《岡本太郎の展覧会》

大阪中之島美術館で開催中の
岡本太郎の展覧会へ行ってきました。

岡本太郎も言えば万博記念公園にある太陽の塔が有名ですね。

いつもと違うポーズの太陽の塔もいましたよ〜

絵画も沢山あったのですが
個人的には立体作品が可愛くて気付くとそればかり写真に撮ってました。
(作品は全て撮影OKでした!)

岡本太郎の展覧会は10/2(日)まで開催してますのでお近くの方は是非!

クッションカバー<block rosemary ブロックローズマリー>45x45cm

お部屋にあるだけで空間がパッと明るくなるようなカラフルな新作クッションカバーが出来ました!

木版を使い、人の手によって一つ一つ丁寧にプリントされたブロックプリントのキルト。

ふわふわのキルトは肌に触れても優しい綿100%の素材で出来ています。

もう少し涼しくなったら秋の夜長を存分に楽しめるようになりますね。
お気に入りのクッションをお供に、のんびり読書を楽しみたいです(*´ω`*)