大阪本町スタッフ日記VOL.98 びっくりカーテンツアーズ インド編

नमस्ते!(こんにちは!)
びっくりカーテンクローゼット大阪本町店の北井です。
びっくりカーテンツアーズ、順調に回を重ね、今回で記念すべき3回目です!
今回は「インド」に行きましょう。
前2回はヨーロッパでしたので、東へずずいと大移動です!

私はインドも行ったことがありませんが、多感な青年時代に、
伊藤 武氏著 「身体にやさしいインド
という本が大好きでページがバラバラになるまで読んでいたので個人的に思い入れが深いです。
著者の伊藤さんが実際にインドを放浪した体験が綴られ、
各地のおいしいものを食べたり、名所を訪ねたり、ヨガや武術を体験したり、ヒマラヤやあちこちで行者の弟子になったりとワクワクする本ですので、とってもおすすめです。
ぜひ読んでみて下さい。
なお、この本の影響で、病気になってもスパイスで全て治ると20代の頃は信じていました。


さてさて、それでは本編に参ります。今回もしっかりとご紹介できるよう勉強してみました!!
インドのエッセンスを取り入れたインテリアのコーディネートについてもご案内できればと思います!
なお、冒頭の挨拶は読み方かなり無理ゲーですが、
カタカナなら絶対聞いたことあるはず!そう、(ナマステ)です!
今回もお付き合いいただけましたら幸いです。

インド共和国(Republic of India)

1 面積
328万7,469平方キロメートル(インド政府資料:パキスタン、中国との係争地を含む)(2011年国勢調査)
2 人口
14億756万人(2021年世銀資料)
3 首都
ニューデリー(New Delhi)
4 民族
インド・アーリヤ族、ドラビダ族、モンゴロイド族等
5 言語
連邦公用語はヒンディー語、他に憲法で公認されている州の言語が21言語
6 宗教
ヒンドゥー教徒79.8%、イスラム教徒14.2%、キリスト教徒2.3%、シク教徒1.7%、仏教徒0.7%、ジャイナ教徒0.4%(2011年国勢調査)

今回もおなじみの外務省ホームページから引用させていただきました!

インドまたはインド共和国は南アジアに位置し、
インド亜大陸の大半を領してインド洋に面する連邦共和制国家です。
西から時計回りにパキスタン、中国、ネパール、ブータン、ミャンマー、バングラデシュと国境を接し、
南のインド洋、南西のアラビア海と南東のベンガル湾に挟まれています。
海を挟んでスリランカやモルディブ、インドネシアやタイ南部、マレーシアにも近接している位置関係ですね。
インドは南アジア随一の面積を持ち、世界では7位。
ウチの子供も逆三角形を見たらインドというくらい、地図で見てもわかりやすい形をしています。(実際にはひし形っぽいですが・・・)

インド地図

現在のインド共和国としては1947年にイギリスから独立。
4大文明に数えられるインダス文明に遡る古い歴史を持ち、
また、14億人を超える国民は世界第1位の人口であり日本の10倍以上。
多様な民族、言語、宗教によって構成されています。
首都はニューデリー、最大都市はムンバイ。
北東部には、聖なる川「ガンジス川」が流れています。
国花は蓮、国樹は印度菩提樹、国獣はベンガルトラ、国鳥はインドクジャク、国の遺産動物はインドゾウだそうですよ。

ガンジス川
インドクジャク
トラ

だれでも聞いたことがあるであろう「インド」という国名。
その由来としては、「インダス川」から。
この川のの古名は「シンド」といい意味は大河とのこと。
古くから呼ばれてきたこの「シンド」を、ペルシャの人々はヒンズーと呼び、16世紀初頭にペルシャに来航したポルトガル人が、
ヒンズーをポルトガル語化して「インド」としたそうです。

また、国旗のデザインについてももちろん由来があり、
中央の紋章はチャクラ(法輪)と呼ばれる仏教のシンボル。
3世紀頃のインドの神殿の柱に飾られていたもので、24の車軸が1日の時間を表しているそうです。
また国旗の中でオレンジ色はヒンズー教、緑はイスラム教、白は両者の和解と平和を表しているとのことです。
この国旗はイギリスからの独立運動の中で、
初代首相のネールさんが全世界の自由と平和を目指して働き続ける新生インドのシンボルとしてこの図柄を採用したのだそうです。

日本にとっては古代にシルクロードを通って仏教伝来など、文化面で多大なる影響を与えてきた国ですが、
現代で特におなじみなコンテンツといえば、やはりインドの料理でしょうか?(私だけ?)
インド発祥のカレーは日本で独自の進化を遂げ国民食と言われるレベルですね。
なお、インドにおける「カレー」(「カリー」)という言葉は、外来語であり、
インドの人たちにとっては、香辛料を使った煮込み料理は数多くあってそれぞれをそれぞれの料理名で呼ぶもの。
「香辛料を使ったインド料理を全て「カレー」と呼ぶのは、日本料理で言えば醤油を使ったおかずを全て同じ名前で呼ぶような乱暴な呼び方である。」とのこと。
インドっぽい味のものを全部カレーで一括りにしてた方は反省し悔い改めてください。
ちなみに語源には諸説あるものの、タミル語で「食事」を意味する「kaRi」という説が有力だそうです。
なお、日本で親しまれているカレーは、
旧支配国のイギリスが一部のインド料理をカレーという名前でイギリス料理に取り入れたことにより世界中に普及したそうですが・・・
カレーの話題で1本書けそうな勢いなのでこの辺にしときます。
あと、北井はカレーはサンマルコ派です。

カレーのスパイス

インドの魅力はもちろん料理だけではございません。
古代インダス文明から続く長い歴史があるインドは様々な遺跡や観光名所もたっぷり。
いろいろな遺跡や名所を案内したいところですが、
今回はインドと言えばの「タージマハル」を深掘りして紹介したいと思います!

タージマハル

タージマハルはインド北部の都市アーグラにある白亜の霊廟です。
総大理石造りのシンメトリーな造形は非常に美しく、見る者を圧倒しますね。

「タージマハル」とは「王冠宮殿」もしくは「宮殿の王冠」という意味で、
ムガール帝国第5代皇帝のシャー・ジャハーンが、お妃のムムターズ・マハルのために建設。
ムムターズ・マハルは皇帝の臣下討伐に付き従っていたいましたが、遠征先で出産の際に亡くなったそう。
彼女の遺言のひとつに、「後世に残る墓を」というものがあり、建設されたそうです。愛ですね。

1632年着工、1653年竣工(とされる)。
2万人を超える職人を動員し、22年の歳月を費やして建設されたそうです。
現在のような重機や道具もない時代にすごいと思います。

ちなみにシャー・ジャハーンは、タージ・マハルと対をなす形で、
ヤムナー川を挟んだ対岸に黒大理石で出来た自身の廟を作ろうとしたものの、これは実現しなかったとのこと。
実現したらさぞすごかったでしょう。見てみたかったですね。

タージマハルはムガール建築の最高峰と言われ、南北560m、東西303mの敷地に
大楼門、水路を持つ庭園、モスク、集会場、迎賓施設、高さ42mの4本のミナレット(塔)と中心施設である墓廟が配置。
1983年にはユネスコの世界遺産に登録されています

赤い砂岩で作られた大楼門を潜った先に広がる景色は、
まるでアラビアンナイトの宮殿のよう。

タージマハル楼門
楼門への道

手入れの行き届いた庭園の芝生の緑と白亜の建築のコントラストが鮮やかで、
水路の面にタージマハルの姿が映り込み、絶好の撮影ポイントとなっています。
墓廟では随所に施された見事な象嵌細工やレリーフが目を奪います。
世界中から集められた様々な色の宝石が白い大理石の壁に映えて、花模様やコーランの文字を美しく浮かび上がらせています。

レリーフたち

世界遺産にふさわしい見事な建築、
一生に一度は実際に行って見てみたいものです。

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さてさて、お待ちかね?のコーディネートについて。
インドのテイストを取り入れたインテリアコーディネートはどんな感じでしょう。
インドやアジア雑貨、エスニックテイストのアイテムをお部屋に取り入れると、
コーディネートのとても良いアクセントになり、お部屋の雰囲気作りにも大活躍してくれますね。

インドテイストのエスニックなアイテムは、カラフルなものも多いのですが、
伝統的な民芸品、工芸品といった手作り感があり土や大地を感じさせるものが多いのが特徴。
個性は強めですが、アーシーなカラーが多いので意外とすんなりお部屋に馴染みます。
まずは置物やオブジェなど小物やブロックプリントのクッションカバーなど、
小さめの布アイテムから取り入れていくのがハードルも低く、
モダンなインテリアへのスパイスづけというところでもおすすめですね。

クッションカバー

さらにインドを感じたい!といった場合はクロスや、
カーテン、ラグなど面積の大きな物を導入し、
お部屋のコーディネートの主役にエスニックなデザインやアイテムを据えるのがいいかと。
大きな家具や置物、柱や建具といったものは雰囲気醸成効果抜群ですが、
取替や導入もなかなか大変ですし、すぐには難しいところもありますので布物はお手軽でおすすめです。
びっくりカーテンではインドより直輸入のラグや雑貨といったアイテムもたくさん扱っております。
特にラグはコットンのタイプなら簡単にたためて模様替えも簡単。
持ち運びもしやすいのでいろいろなシーンで活躍します。

ハンドブロックプリントインドラグ【HOME SWEET HOME】

HOME SWEET HOME

【sara india – サラ インディア】

サラ インディア

また、インド綿を使用した手染めのフリークロスもいいですね。
カーテンクリップなどをご使用いただいてカーテンにしたり、
ソファやテーブルにかけていただいたり、
壁にかけてタペストリーのようにウォールアクセサリーとしてもおすすめです。
アレンジ自在なのでぜひチェックしてくださいませ。

【イージースタイルカーテン】

イージースタイルカーテン

あくまでモダンなスタイルをベースに、
インドやアジア、ボヘミアンなエスニックテイストを加えることで、
人気のBOHO(ボヘミアン ソーホー)なスタイルもお楽しみいただけます!
インドらしい、アートや動物や神様の像など置物を置くのもいいと思います。

インド風アート
ガネーシャ


また、カーテンもコーディネートに活躍します。
お窓を覆うことで、視線に入りやすく大きな面積をカバーできるので存在感もアピールでき、
コーディネートの主役になりますし、掛けかえることで雰囲気をガラっとチェンジできますよ!
ラグと合わせてカーテンでもおすすめのものもいくつかご紹介致します。

【go! go! BO HO GIRL!】遮光3級・裾のデザインが可愛いエスニックデザインの遮光カーテン <jardin – ジャルダン>

ジャルダン

【go! go! BO HO GIRL!】インドのブロックプリントを忠実に再現したハイスペック遮光カーテン <MAHAKAM -マハカムー>

マハカム

【go! go! BO HO GIRL!】インドのブロックプリントを忠実に再現したハイスペック遮光カーテン <GANDIRA -ガンダリアー>

ガンダリア

エスニックなデザインアイテムは、たくさん取り入れすぎるとくどくなるので、シンプルにまとめるのがセオリーですが、
あえて柄を組み合わせ、「好き+好き=大好き!」の方程式を取り入れるのも一つです!
個性のある柄は楽しむのが一番!
色のトーンや配色に共通点を持たせてまとめるだけでも意外とまとまりは良くなります。
アクセントにはトロピカルなグリーンなど観葉植物などを置くとグッドです!
南国感のあるオーガスタやウンベラータ(ゴムの木)、コウモリランやビカクシダなどがおすすめです。

オーガスタ
ウンベラータ
ビカクシダ

ご覧いただきありがとうございました。
びっくりカーテンツアーズ第三回、インド編はいかがでしたでしょうか?
おなじみだけど遠い国「インド」の魅力をお伝えでき、少しでも心の距離を近づけるようなお手伝いができたらうれしいです。
次回も新たな国にフォーカスしてご案内できればうれしくございます。
引き続き何卒よろしくお願い致します!

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大阪本町店 北井

●出典
外務省ホームページ

Veltra

ウィキペディア インド