ココハナvol.223 カーテンの気になる「シワ」、どう対処したらいい?

~はじめに~

カーテンを掛ける際に気になることってありませんか?
日々たくさんのお客様からお問い合わせいただく中で、
シワが気になる、とのお声を時々いただくことがございます。

シワは繊維製品にはつきものです。
無いに越したことはございませんが、繊維の特性によりどうしても発生してしまうもの。
例えば、お洋服などは正にそうですね。畳んでタンスの中にしまっていたシャツを取り出してみたら、折りシワが付いていた!そんなこと、ありませんか?

今回は、そんな気になるシワについてのコラムをお届けいたします。

~カーテンお届け後のシワについて~

当店のカーテンは丁寧に梱包してお客様の元へお届けしておりますが、
折り畳んで梱包するため、どうしても多少の折りシワ・畳みシワが発生します。

また、織り方や糸の太さなど、生地の種類によってもシワの入り方は異なります。
例えば、ポリエステルなどの合成繊維の生地は比較的シワが付きにくく、綿や麻などの天然素材のものはシワが入りやすいです。お選びいただいた商品によっても、お届け直後の折りシワの状態は異なるんです
シワの強弱・大小は有れど、カーテン並びに繊維商品の特性になりますため、
メンテナンスはお客様にお願いする部分となります。

できるだけ早めに開封し、すぐにカーテンレールに吊り下げていただけましたら、
カーテン自体の重みによってシワが伸び、徐々に治まっていきます。

また、霧吹きで湿らせて自然乾燥することでもシワが取れやすくなりますよ。

折り畳んだ梱包状態で長時間置いておくと、その分シワが強くなってしまうのでご注意ください。
新しいカーテンが届いたら、是非すぐに広げて掛けてみてくださいね♪

~それでも気になる場合は?~

お客様にお願いするところになるとはいっても、じゃあどうすればいいの?と気になるかと思います。
カーテンも繊維商品ですので、お洋服のようにスチーム(蒸気)やアイロンでお手入れしてみましょう!

特にスチームは布に直接熱を当てることなく、やさしくお手入れすることが可能でございます。
衣類用のハンディスチーマーが便利でおすすめですが、
お手持ちのアイロンのスチーム機能でもご対応いただけますよ。

素材によってはカーテンの生地を傷めてしまう恐れがあり、アイロンが使えない場合もございます。
事前にラベルの表記や取扱い方法をしっかりとチェックしてくださいね。

~スタッフでも実践してみました!~

今回用意したのはこちらのカーテン。

折りシワが気になります。。。

折り畳んで保管していたので、折りシワが付いてしまってますね。

お直しアイテムとして用意したのは、ご家庭用のごくごく一般的なアイロンです。

アイロンのお取り扱いには十分に注意してくださいね!

生地を下方向に引っ張るように押さえながら、シワ部分を中心にスチームを当てていきます。
生地を傷めることを防ぐため、アイロン本体はカーテン生地から10cm程離しましょう。また、スチームを当てる前に霧吹きをしていただけますと、より効果が上がりますよ。

生地がしっとりと湿る程度に、しっかりとスチームを当てます。
だんだんとシワが無くなっていく様子を見るうちに、どんどん楽しくなってきました♪

お手入れ完了後のカーテンがこちら!

シワが綺麗に伸びました!

いかがでしょうか!シワが伸び、綺麗な状態になりましたね!

お手軽な方法なので、ぜひお試しくださいませ!

~最後に~

いかがでしたか?繊維製品にシワはつきものですが、カーテンのシワが気になる際はぜひぜひお試しくださいませ♪


カーテンは日々お手入れをすることで、長くお使いいただけます。
せひ、今回のコラムをお役立ていただけますと幸いです。

ここまでお読みくださりありがとうございました!
次回のコラムもお楽しみに♪