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【 TBL VOL.138 窓まわりの断熱(カーテンレール編) 】
みなさまこんにちは。
あまんだ・ら・かまんだらです。(^^)/
寒さがまだまだ厳しいこの季節、いかがお過ごしでしょうか?
我が家は受験生がいるため、気が抜けない毎日にクラクラしております。
春が待ち遠しいですね
ところで、皆さま、冬場のお部屋が寒い原因、ご存じですか?
冬だから、寒いのは当たり前。はい左様でございます。
イマドキの住宅は壁にはしっかりと断熱材が入っているはず。
とはいえ、ペアガラスであっても窓は近い外気からの影響を強く受けます。
我が家もペアガラスですが、準防火地域でアルミサッシからの結露に悩んでします。(´;ω;`)

こんなにびっしり水滴が・・・お手入れを怠ると↓このようなカビの原因になるのでご注意ください。
▼カビ発生カーテン ※詳しくは→< TBL VOL.60 >

冬場の断熱は『窓周り』が重要!
窓はお部屋の中で大きな面積を占めているので、外気が下がって窓からの冷気が室内に伝わると寒くなってしまいます。
例えば“室内から屋外に逃げていく熱エネルギー”を100%とすると、“窓などの開口部から屋外に逃げていく熱エネルギー”はなんと約50%近くになると言われています。

つまり、冬場の寒さ対策には【屋外からの冷気を防ぎ、室内の暖かさを逃さない】のが重要!
そこで、まだまだ寒いこの時期、おすすめの『窓まわりの断熱(カーテンレール編)』をご紹介します(*^-^*)
窓まわりの断熱効果をアップするためにおすすめの方法とは?
おすすめ★★★ まずは、断熱性の高い生地や仕様のカーテンを選ぶ!
一番手軽な方法は、断熱効果の高い生地のカーテンを選ぶこと。
おすすめの商品は裏面を樹脂コーティングした『エコロシリーズ』や生地と生地の間に空気層ができる『ダブル生地』のカーテンなどです。
冬場には効果的なカーテンは夏場は逆に重い印象になるので、夏場は軽い厚地カーテン+遮熱性の高いレースカーテンの組み合わせなど、季節に合わせたカーテンへの掛け替えもおすすめです。
カーテンが変わると気分転換にもなりますので、ぜひお試しください!
おすすめ★★★ 【リターン仕様】で横からの冷気を防ぐ!
【リターン仕様】とは、窓まわりの遮光や保温効果の高い機能的なカーテンのオプション仕様です。

カーテンレールの幅より片側で10cm程カーテンを大きく作り、カーテンの端を奥側のカーテンレールに引っ掛けます。
端の生地を折り曲げる(リターンする)ことで、カーテンのサイドからの光漏れを軽減し保温性も高めます。
また、横からレース生地が見えないので、見た目もすっきり美しく見えます。
■【リターン仕様】でのご注文について
リターン幅は、厳密にはカーテンレールによって異なります。
リターン部分は通常のひだとはピッチ寸法が異なりますので、リターンに必要な寸法をご使用になるカーテンレールの寸法図でご確認の上、ご注文になるカーテンの幅サイズをご指定ください。
※ページからのご注文ができない場合や、【リターン仕様】に対応できない商品がございます。詳しくはお問い合わせください。

おすすめ★★★ カーテンレールの“天井部分に屋根(カバー)”を付ける
カーテンレールにトップカバー(カバートップ)を取り付けることで、レール上からの光漏れを抑えると当時に断熱性を高めます。

■カーテンレールのカラーに合わせたトップカバーがついてます!
おすすめ★★★ カーテンの“裾を長く”する【ブレイクスタイル】
一般的に、カーテンの裾は「床から1~2cm程度上」がおすすめです。
ですが、ここはあえて“長め”をおすすめ。
裾を床に垂らしたスタイルは欧米ではよく見られるもので「ブレイクスタイル」と呼ばれています。

パーティードレスの様にカーテンの裾を長く垂らすスタイルは、たっぷりの生地を使っているのでエレガントでゴージャスな印象になります。
カジュアルなデザインのカーテンだと、ゆったりルーズな印象になりおしゃれ。どのようなデザインのカーテンでもチャレンジしやすいスタイルです。
何より床からの冷気を防いでくれるので、断熱効果が高まります。
■裾の長い【ブレイクスタイル】におすすめのエレガントなベルベットカーテン
おすすめ★★★★★ 【カーテンボックス】+【リターン仕様】で上からも横からも冷気を防ぐ!
予算とタイミング次第で一番効果が高い方法がこれ!
【カーテンボックス】+【リターン仕様】ダブルの効果で冷気をシャットアウトしましょう!
マンションのリビングなどには埋め込みタイプの【カーテンボックス】になっている場合も多いかと思います。

これからレールを設置するという場合は、リビングの大きな窓や掃出し窓、遮光が必要な寝室などに特におすすめです。
天井部分に埋め込まれたタイプの【カーテンボックス】場合は、お部屋がスッキリ広く見えますし、天面ホコリがにたまらないのも良いですね。レールのメーカーのカタログによると、単板ガラスの窓でカーテンボックスを利用した場合、5%~19%断熱効果が上がるそうです。

また、“後付け”できるカーテンボックスや簡易タイプのボックスと一体化したカーテンレールもあります。
後付けであれば、タチカワブラインドの『ウッドバランス』、TOSOの『グラビエンス』などがあります。
『ウッドバランス』はC型(コの字型)などのカバーをレールの周りに取り付けるカーテンボックスの様なカバーです。
ロールスクリーンやブラインドなど、メカものにも対応した『ウッドバランス』もあります。
光漏れ対策としてお勧めすることが多いのですが、省エネ効果も意匠性がぐっとアップします!
※上記商品はページでは販売しておりません。取付けに関しては、ハウスメーカーやお近くの建築工事会社にご相談ください。商品のみのお取り寄せは可能です。詳しくはお問い合わせください。
カーテンレールは長い目で選びましょう!一般的に、カーテンレールは『ほぼ一生もの』。殆どの方は一度設置してしまえば、買い替えることがないのではないでしょうか?
カーテンは消耗品とも言えますが、カーテンレールは初期投資はかかっても長い目で見ればすごくお買い得。
ちなみに、私が前に住んでいた家ではタチカワブラインドのC型レールが約40年間、不具合なく現役でした。
▼こちらは新しい我が家のリビングのカーテンレールです。一応ハイドアとカラーを合わせてます。
メカもの担当としては声を大にして言いたい!
カーテンレールは“価格だけ”では選ばないでください!!
もちろん、使用期間が短いとわかっている場合など状況によりますが、長く使うものだからこそ、機能も吟味してじっくり選んでいただければと思います。
ご不明点はお気軽にお問い合わせください。
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いかがでしたか?少しでもこのページの情報が皆様の参考になれば幸いです。カーテンやカーテンレール選びに悩んだら、お気軽にメールまたはお電話でお問い合わせください!
窓装飾のプロがお待ちしています!( `・∀・´)ノ
びっくりカーテンstaff & 窓装飾プランナーの あまんだ・ら・かまんだら でした!








